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こんにちは!

院長 宮下です。

 先日は冬休みの小学生 4名が当院に見学に来てくれました!ご協力いただきました患者様、ご家族の皆様、ありがとうございました。

 まずは制服に着替えて、名札つけて、見学のしおりを持って診療に同行🚗 制服と名札かっこよかったぞ! 建設中の新クリニック見学もして、戻ったあとは聴診器を使ったりエコーで心臓が動いてるのを一緒に見たり。みやしたはエコーのゼリーでべっちゃべちゃです笑。 なかなか普段できない経験やイメージする医師、看護師とは違う姿が見られたのではないでしょうか。

 訪問先で、子どもたちにメッセージをと無茶なお願いをし以下のような言葉をいただきました。

「能力」の差は、小さい。

「努力」の差は、大きい。

「継続」の差は、とても大きい。

 「習慣」の差は、いちばん大きい。
  この言葉、子どもたちに響いてくれてたらうれしいけど、むしろこっちには響きましたね。 今回の経験がこれからの人生に何かいい影響となったらとてもうれしく思います。 自分のやりたいこと、目標を見つけたらあとはそこに向けて正しい努力をするだけ! そういったものを見つけてくれたらいいな^^

#訪問診療 #DIY #内科 #血液内科 #がん #緩和ケア #輸血 #在宅輸血 #在宅医療 #訪問看護 #医師 #看護師 #youtube #youtuber #宮下のbakemonoTV #札幌 #北海道

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札幌市で訪問診療・在宅医療を行うクリニック。 内科、血液内科、がん診療、緩和ケア。 「HOME CARE CLINIC N-CONCEPT」

URL: https://homecareclinic-nconcept.amebaownd.com/

Instagram @homecareclinic_nconcept

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〒003-0803 札幌市白石区菊水3条1丁目2-14-B402 ▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩

祝、受賞‼️🎉

こんばんは、院長 宮下です🙌

宮下がfirst authorとして執筆させていただいた下記論文をご評価いただき、✨北海道血液若手研究奨励賞✨を受賞することができました!

写真は10月21日に行われた授賞式の様子です😊

 論文は、

Prognostic factors in patients in the terminal phase of haematological malignancies who are receiving home medical care Naohiro Miyashita, et al. British Journal of Haematology. 2023

です。

 予後予測ツールJPHOPEの開発に関する論文です。 2、3枚目は受賞スピーチの様子ですが、そこでお話しさせていただいた内容について少しお伝えさせていただきます。
今の自分の思いとしても取っておきたいです。

「約5年前、北大病院に所属していたときに、血液内科医として在宅医療の世界で貢献していきたいという思いを当時医局長だった後藤先生、また豊嶋教授に相談させていただきその世界に送り出していただきました。3年3ヶ月前に開業、そのときから、クリニックからでも、クリニックからでもというかクリニックからだからこそ、私がいるこの世界から見える景色があるからこそ、ここからエビデンスを出したいと考えていました。在宅でも化学療法をやったりすることもありますが、ターミナルケアという部分はやはり大きく、関わらせていただく方々の1日1日の重みというのを感じながら診療してきました。残された時間をどう過ごすかというのはとても大事なことで、その中で残された時間がどれだけあるのか知ることの重要性を感じました。造血器腫瘍ではそこを明確に評価するツールといったものはなく、みなさんのよりよい人生のためにそれを作りたいというのが研究を始めたきっかけでした。私が診てきた患者さんたちはもちろん、この5年間でできた全国の仲間の先生方からも症例データをいただきこの論文ができました。ご協力いただいた先生方に感謝申し上げます。また、目の前の患者さんからいただいた課題を検討して、学会発表して、論文化してっていう姿勢は大学院生の頃にご指導いただいた小野澤先生から学ばせていただいた部分が大きく、今もその姿勢で取り組めていることに感謝しております。今回ご推薦いただいた太田先生、ありがとうございました。これからも精進してまいりますのでご指導のほど何卒よろしくお願いいたします。」

 先輩たちからは、「おめでとう!たまに真面目なのかもしれないと思うけどやっぱり浮ついてる宮下をこれからも応援しています笑」というコメントや「宮下が受賞したことに感動してしまった、おめでとう」など様々なかたちの愛情表現をいただきました🙇‍♂️
自分にできることをこれからもやっていきますが、たくさんの仲間となら自分ができる以上のことができるんじゃないかと思いながらいろいろ取り組んでいきたいと思います。 受賞できたこともうれしいですが、多くの方に在宅医療のことやぼくの取り組みを知ってもらうきっかけにしていただけたと思うとなおうれしいです✨


これからも応援よろしくお願いいたします。

#訪問診療 #DIY #内科 #血液内科 #がん #緩和ケア #輸血 #在宅輸血 #在宅医療 #訪問看護 #医師 #看護師 #youtube #youtuber #宮下のbakemonoTV #札幌 #北海道

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2021-2022のお知らせ一覧です!


■2022/12/27 看護師の募集は終了いたしました!たくさんのご応募ありがとうございました!

■2022/12/12 ブログが更新されました。「院長 宮下のこれまでと今」、ぜひ読んでみてください。

■2022/12/11 院長 宮下の論文が、学術誌 British Journal of Haematology にacceptされました!詳細については論文が掲載されて以降、お伝えしていきます!

■2022/12/6 ★☆看護師募集中☆★ 当院での看護師としての働き方について、看護師やまぐちよりメッセージをもらいました!こちらをぜひご一読ください!一緒に働きましょう!

■2022/11/21 11月25日(金) 18:30- 小樽病診連携カンファレンスにて院長 宮下が特別講演を行います!講演タイトルは、「家で輸血をするということ -札幌で少しだけ笑顔が増えたお話-」です。詳しくはブログをご覧ください。

■2022/11/17 医療事務の募集は終了いたしました!たくさんのご応募ありがとうございました!

■2022/10/19 クリニック紹介更新しました。スタッフの紹介をしていますよ!

■2022/10/13 2023年4月からの新体制・業務拡大に向け看護師を1名募集いたします。詳しくはこちらから!

■2022/10/12 2023年4月からの新体制・業務拡大に向け医療事務を1名募集いたします。詳しくはこちらから!

■2022/09/07 9月30日、院長 宮下が講演会「在宅輸血の取り組み -家で過ごしたいを叶えるために-」にて講演を行います。

■2022/09/07 9月18日、院長 宮下が「日本臨床内科医学会」にてシンポジストを務めます。

■2022/09/07 院長 宮下の執筆した論文が、学術誌「血液事業」に掲載されました!!

■2022/07/12 7月24日、院長 宮下が「地域に貢献する新しい血液内科の会 2022」にてコメンテーターを務めます。

■2022/07/12 7月18日、院長 宮下が「日本在宅薬学会学術集会」にてシンポジストを務めます。

■2022/07/12 医療事務の募集は終了いたしました。たくさんのご応募ありがとうございました!

■2022/06/06 医療事務中です!詳しくはこちらをご覧ください。

■2022/06/06 6月9日午後~6月12日、院長 宮下不在となります。詳細につきこちらからご確認ください。

■2022/05/30 クリニック紹介を更新しました。

■2022/04/27 ヨーロッパ血液学会(EHA)に院長 宮下の演題が採択されました!ブログもぜひ。

■2022/04/26 業務拡大につき、医療事務募集中です!詳しくはこちらをご覧ください!

■2022/04/12 4月14日 院長 宮下が社外講師としてノバルティスファーマにて勉強会を行わせていただきます。

■2022/04/07 YouTube「宮下のbakemonoTV。」にて「5分でわかる CADDポンプ vs シリンジポンプ」をアップしました!

■2022/04/03 YouTube「宮下のbakemonoTV。」にてPCA機能付シリンジポンプの使い方(後編)をアップしました!

■2022/04/03 YouTube「宮下のbakemonoTV。」にてPCA機能付シリンジポンプの使い方(前編)をアップしました!

■2022/3/23 院長 宮下が勇美記念財団より、研究助成金を拝受いたしました。

■2022/3/23 院長 宮下が執筆した論文が、造血細胞移植ガイドラインに引用されました。詳しくはブログもご覧ください。

■2022/2/18 院長 宮下が、医師専門サイトMedPeer「MEDICAL NEWS LINE」の取材を受けました。グリーフケアに関するお話をしています。

■2022/01/27 1月29日、院長 宮下が「第36回札幌冬季がんセミナー」にて講演を行います。

■2022/01/27 1月19日、院長 宮下が「Oncology Web Seminar for all pharmacist」にて特別講演を行いました。

■2022/01/11 看護師の募集は終了いたしました。たくさんの応募ありがとうございました!

■2021/12/08 当院は現在、看護師紹介会社の利用はしておりません。当院での勤務にご興味のある看護師の方はメール、インスタグラムDMにてお気軽にお問い合わせください!求人の詳細はこちらまで。

■2021/12/08 在宅医療と在宅生活を充実させる新プロジェクト「M&LiFE PROJECT」を立ち上げました!

■2021/11/26 YouTube「宮下のbakemonoTV。」にてCADDポンプの使い方を解説しています。全5回すべて公開中。

■2021/11/15 YouTube「宮下のbakemonoTV。」にてCADDポンプの使い方を解説しています。全5回中、2回まで公開中。

■2021/11/08 11月9日~ 院長 宮下が、「日本血液事業学会総会」にて教育講演を行います。ぜひご参加ください!

■2021/10/25 10月30日、院長 宮下が、「日本輸血・細胞治療学会」にて特別講演を行います。ぜひご参加ください!

■2021/10/12 10月16日、院長 宮下が、「看護師のための臨床輸血セミナー」にて講師を務めます。ぜひご参加ください!

■2021/10/11 10月11日、院長 宮下が、ラジオ「H☆JOY SQUARE」にゲスト出演いたしました。

■2021/10/08 10月9日、院長 宮下が「基本から学ぼう&じっくり考えよう 骨髄異形成症候群(MDS)」にて講演を行います。

■ 2021/08/31 看護師の求人を公開しました!

■ 2021/08/31 医師の求人を公開しました!

■ 2021/07/06 診療実績(2020/7~2021/6)を公開しました。

■ 2021/07/02 7月6日、院長 宮下が「血液診療における地域医療連携を考える」にて講演を行います。

■ 2021/06/27 院長 宮下が「地域に貢献する新しい血液内科の会」で講演を行いました。

■ 2021/04/15 新規ご依頼・ご相談は平日9:00-17:00でお願いいたします。関連して「24時間対応について説明とお願い」もご一読下さい。

■ 2021/04/08 院長 宮下が「NPO血液在宅ねっと」の理事に任命されました。

■ 2021/04/07 YouTubeにて「在宅医療でできること・できないこと」を解説しています。

■ 2021/03/28 YouTubeにて「在宅医療のしくみ」を解説しています。ブログもご覧ください。

■ 2021/02/13 3月14日 白石区厚別区合同薬剤師勉強会にて院長 宮下が講師として講演を行います。

■ 2021/02/13 3月2日、兵庫在宅輸血座談会にパネリストとして院長 宮下が参加予定です。

■ 2021/02/11 YouTubeを始めました。チャンネル登録よろしくお願いします。

■ 連携医療機関を更新しました。こちらからご覧ください。

■ 2021/01/30 2月4日に北海道赤十字血液センタースタッフ向けにWEB講演を行います。

■ 2021/01/06 2021年1月10日 24:55~ NNNドキュメント(日本テレビ)にて当院の診療について放送されます。詳細につきブログもご覧ください。

■ 2021/01/06 2020年のお知らせはこちらに移動しました。

■ 2020/12/26 現在の診療状況・新患受け入れについて、ブログよりご確認ください。


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札幌市で訪問診療・在宅医療を行うクリニック。

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当院は現在、医師2名、看護師3名、医療事務2名の7名で診療を行っています。

今後より多くの患者さんに貢献するために新しい仲間が必要と考え、看護師を1名募集をすることといたしました✨

今回の看護師募集は以下のスケジュールで考えています。

6〜7月 書類選考  締め切りは6月30日となります!

→ 郵送の場合、消印有効。メールは6月30日23:59 まで受け付けいたします!

■ 7〜8月 面接

■ 10〜11月 勤務開始(時期は応相談)

下記募集要項をご覧の上、お気軽にお問い合わせください✨

応募は履歴書の送付(郵送、メール)にてお願いします。

送付先は一番下段に記載しております!!

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【職種】

看護師

【雇用形態】 

常勤

【職務内容】

訪問診療

■医師の診療補助(車の運転、バイタルチェック、採血、注射、物品準備 等)

■訪問看護(状態確認、バイタルチェック、採血、点滴、注射 等、医療的な処置が中心)

■患者様、ご家族のサポート

■連携先(訪問看護ステーション、ケアマネージャー、薬局 等)とのコミュニケーション

■病院からの新患調整、入院・受診調整

■診療スケジュール管理、物品管理

※ 当院は診療所で今回「診療所看護師」の募集となります。診療所看護師と訪問看護ステーション看護師の主な違いについては添付の表をご覧ください。


【勤務時間】

■9:00-18:00

※ 看護師の平均残業時間 1時間/月


【オンコール】

■なし


【休日・休暇】

■土日祝

■有給休暇は勤務6か月後より10日間付与


【対象となる方】

■正看護師

■普通自動車免許 必須(運転に慣れている方、優遇)

■訪問診療経験は問いませんが、新しいこと取り組む意欲や向上心のある方を求めます。

■患者様、ご家族の人生をチームで真剣に考えられる方

★血液内科病棟での勤務経験者優遇!!

★急性期病院でのがん診療経験者優遇!!


【給与】

■235,000円~27,5000円 昇給あり

■賞与:年2回 年間で3~4か月分付与

■雪道運転手当あり

★患者様・クリニックへの貢献度を考慮しインセンティブとして変動します。

■その他:実績に応じて適宜臨時手当あり


【保険】

■雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金


【待遇】

■車通勤可(駐車場半額補助、通勤費給付)

■パソコン貸与

■制服貸与

■クリニックのおかし・飲み物はご自由にどうぞ

■髪型、髪色、ネイル、ピアス等 自由

★ご自身がモチベーション高く、自信をもって働ける身なりで働いてください。


【勤務開始時期】

2023年10~11月頃


【勤務を希望される方へ】

当院は在宅ターミナルケアを中心に、「すべての人に在宅医療という選択肢を」というコンセプトのもと診療にあたっています。その中で化学療法や輸血などを含め、その人が必要とする医療を在宅で提供しています。

血液疾患 40%、固形癌 40%、慢性疾患 20%といった患者構成で、2020年7月~2021年6月までの診療実績は下記の通りです。

<診療実績 2020年7月~2023年4月>

■定期訪問診療:3635件

■往診:368件(うち夜間・深夜・休日153件)

■退院前カンファレンス:50件

■ご自宅での看取り件数:94件(固形癌50件、造血器腫瘍40件、その他4件)

■輸血件数:603件(赤血球輸血 455件、血小板輸血 148件)

■化学療法:ビダーザ、べネクレクスタ、ボルテゾミブ、エトポシド、ハイドレア、イマチニブ、フェマーラ、リュープリン、ビカルタミド、など

■オピオイド持続投与:46件(モルヒネ 23件、ナルベイン 19件、フェンタニル 2件、オキシコドン 2件)

■腹腔穿刺:25件

■胸腔穿刺:7件

■中心静脈カテーテル挿入:2件

■超音波検査(医師施行):74件

■超音波検査(検査技師施行):15件

医師の指示を受けるだけでなく、医師、看護師、事務、外部事業所と一緒に診療方針を相談しながら、患者様の人生を考えた看護にあたることを心がけています。また、在宅医療は非常に自由度の高い医療で、患者様おひとりおひとりの異なる人生に柔軟に対応することができます。チームでともに悩み、考え、成長していきましょう。

HP、Instagram、YouTubeなどで情報発信を行っています。

当院での勤務希望の方には、当院のことをより知っていただき応募いただければと思っており、SNSなどもぜひご覧ください!


【選考方法】

■書類選考、面接

■選考場所:〒003-0803 札幌市白石区菊水3条1丁目2-14-B402

■最寄り駅:地下鉄東西線 菊水駅(1番出口より徒歩3分)

■応募書類:履歴書(写真貼付)、職務経歴書

■問い合わせ:nconcept.sapporo@gmail.com

■担当:看護師 山口 / 院長 宮下

在宅療養支援診療所HOME CARE CLINIC N-CONCEPT 院長の宮下直洋 です。

先日北海道大学病院血液内科のHPにて「私のON/OFF」というテーマで寄稿させていただきました。

私のこれまでの生い立ちや今の仕事のことなど書いておりますが、自分自身のことを知っていただきよりよい連携、ひいては地域貢献につなげていければとの思いで、その内容を再編集した上で当院HPにも掲載させていただきます。

長文となりますが、皆様お時間あるときに気楽な気持ちでお読みいただけたら幸いです。


■ 医師になるまで

 1984年に東京都品川区で生まれ9ヵ月を過ごしたのち、千葉県成田市に引っ越し18歳まで成田市で生活を送りました。親族に医療関係者はおりませんで、私の父はひとりで町工場をやっておりました。主に電車のパンタグラフ(電車の屋根についている菱形のやつです)の発注を受けておりましたが、自身のことを発明家と呼び人工雪を降らせる人工降雪機をつくって盤渓スキー場に売り込みに行ったことがあるそうです。北海道は想像以上に寒く、人工降雪機はピクリとも動かず結果としてまったく売れなかったそうですが、まったく悲壮感はなくなんだか楽しそうに話していたことを覚えています。その頃から私の中で知らず知らずのうちに北海道という地への思いが刷り込まれていたのかもしれません。

 小学3年生の頃にJリーグが開幕しサッカーに熱中しており将来はJリーガーにとの思いもありましたが、母が多発性骨髄腫(血液のがんのひとつ)を罹患したことをきっかけに血液内科医を志すようになりました。医師になるにはどうやらたくさん勉強をしなければならないようだと知り、江戸川学園取手中学・高等学校に進学しました。あまり言いたくないですが、その中学受験では補欠合格でした。そんな私に何を思ったのか中学1年生のときの担任の先生が、面談の際に「キミには期待している」という言葉をかけてくださり、それ以降中高6年間はただただガリ勉でした。その言葉は発破をかける意図だったのか、何かを感じ取ってのことだったのかわかりませんが、「言葉」というのは大きな力を持っているのだなと強く感じました。大学の同級生や社会人になってから出会った方々にはあまりガリ勉のイメージは持たれないかもしれませんが、皆さんが知っている私は大学デビュー後の私ですので(笑)、そういう時代もあったのです。私が15歳のとき、母は50歳で他界しました。私は万人を助けたいなんて大そうな考えはなくただ母を苦しめる病気を治したい、という思いだけだったので、母が他界して以降はしばらく医師を目指すことはなくなりました。動物も好きだったので獣医の道にでも進もうかなと漠然と思っていた時期があったと記憶しています。ただ、母の病気を治してあげられなかったなという思いはずっと引っかかっており、医師を目指そうと思ったきっかけをくれた母に報いたいと改めて医師を目指すようになりました。

 大学進学にあたっては自分がどこに住んでみたいかという観点で札幌か京都での生活を思い描くようになりました。社会科の地図帳を眺めていて碁盤の目のかたちをした街に興味があったんですね。私自身は関西に決して悪いイメージはありませんが、当時神戸連続児童殺傷事件(酒鬼薔薇事件)などセンセーショナルな事件もあり、父としてはその2択であれば北海道に行ってほしかったようです。そんなこんなで北海道大学医学部(85期)に入学しました。前述の通りいわゆる大学デビューと言いますか、大学入学後はやってみたいことをやり、行ってみたいところに行くという日々を送り、とても楽しい6年間でした。いろいろやる中で、ストリートダンスを学祭でたまたま見たことをきっかけにダンスにのめりこみました。その頃はまだまだストリートダンスってやんちゃなイメージを持たれていましたが、今では学校の授業でもダンスがありますし、子どもの習い事としても人気があり、ストリートダンスの1ジャンルであるブレイクダンスはオリンピック競技にまでなりました。その文化としての広がり方、変化も見ていておもしろかったですね。大学を卒業して14年ほど経ちます、皆さん私に会っても踊ってとは決して言わないでください。

■ 医師になってから

 医師になるというよりは血液内科医になりたくて医学部に入ったわけですが、3年目以降は一生血液内科医をやっていくという頭でいたので、初期研修は血液内科以外のいろいろな分野の疾患について数を多く経験したい、とりあえず何が来ても対応できる度胸をつけたい、そんな思いから北海道で一番救急車が来る病院で研修しようと札幌東徳洲会病院で2年間を過ごさせていただきました。研修医がホットライン(救急隊からの直通電話)を持つのですが、鳴りすぎて何度投げ捨てようと思ったかわかりません(笑)。決して出来のいい研修医ではありませんでしたが、多くのことを経験させていただき、振り返ると今につながる知識・手技を得られた本当にいい2年間だったと思います。今の時代必ずしも若いうちに苦しい時間を過ごすことが是とはされないように感じますが、個人的にはがむしゃらにやる期間だったり苦しむ期間っていうのも必要なのかなと思っています。

 初期研修後は市立函館病院、札幌厚生病院で諸先生方に血液内科医としてのご指導をいただき、以降北海道大学病院にて多くの先生方のご指導を賜り、たくさんの患者さん、ご家族の方に出会いました。北海道大学病院勤務時代は臨床面で多くの先生と一緒に働かせていただきながら、大学院生として小野澤真弘先生に研究のご指導をいただきました。小野澤先生がアメリカ留学から戻られ最初にご指導いただいた大学院生となりますので一番弟子です。周囲からは小野澤先生と宮下の組み合わせはキャラクター的にミスマッチと言われがちでしたが、私も元ガリ勉ですので根っこではつながっていたと思います。小野澤先生から教えていただいた知識、技術ももちろんなのですが、そのスタンスとして目の前の患者さんから生じた疑問や課題、それをもとに臨床研究や基礎研究を行い、学会発表につなげる、さらには学会発表したものはすべて論文にする、それがより多くの患者さんのためになる、そういった思考に、「医師として人の役に立つっていうのはこういうことだな」と感銘を受けました。北海道大学病院を出たあとも、その教えをもとに目の前に患者さんに全力で向き合いつつクリニックからもエビデンスを出す、それを目標に、在宅医として2020年、2022年にEHA(ヨーロッパ血液学会)での発表を行い、2022年に勇美記念財団の研究助成を拝受することができました。現在はその発表内容について論文投稿中です。

 北海道大学病院で6年間過ごさせていただいたのち、在宅医療の道に進みました。研究生活をしていた期間は自分にとって患者さんたちを少し客観的に外から見る期間でもあったように思います。その中で、病状や合併症で厳しい状況の患者さんにとって、治療をすることの利益としないことの利益、しないとしたらその方はその先どこでどういう人生を歩むのか、そういえば固形癌って家で過ごす人もけっこういるよな、血液疾患の場合は…といったことを考えたりしていました。血液疾患の方が家で過ごすとなった場合、疾患にもよりますが輸血依存や免疫不全、あるいは血液疾患自体が障壁で、病院の医師としての目線ではなかなか在宅医療を担う先生方のスムーズな連携が難しいのが実情だったと思います。そのような障壁を取り払って、血液疾患を抱える方にもより広い選択肢が提供できればと、血液内科医として在宅医療へ関わることへの思いが強くなっていきました。外勤を行っていた小樽協会病院の外来で診させていただいていた80代の骨髄異形成症候群の方、そこには血液内科常勤医がいませんでしたのでアザシチジンを外来で施行することは病院の機能として困難でした。毎月1週間入院するかたちでの対応をしていましたが、ということはアザシチジン投与を続ける限り残りの人生の25%の時間は病院で過ごすわけで、これを家でできれば時間の使ってもらい方も変わるのでは、そういった部分でも在宅医療は役立てられるのではとも思いました。また、北大病院で診させていただいていた北見の患者さん、造血幹細胞移植後再発で地元の病院に戻りその後亡くなられました。北見赤十字病院に出張に行っていたこともあり、その方が亡くなられたあとご家族に会えないかと思いお電話でお話をしました。結果としては会いに行くというところには至りませんでしたが、その頃から患者さんが亡くなられたあとのご家族のサポートという部分にも興味というか、意識が向くようになりました。グリーフケアという部分になるかと思います。私自身が思春期に親をがんで亡くした経験もあり、同じような境遇の子のサポートには特に意識が強くいきます。現在は生活に踏み込んで医療を行うかたちで、病院勤務の頃以上に患者さん・ご家族と密な関わりとなっており、グリーフケアについても学びチームで関わってその先を生きていくサポートに取り組んでいます。

 誤解があってはいけないのですが、何でもかんでも治療をやめて在宅へとは全く思っておりません。血液内科医、急性期の医師をやめたつもりはなく今でも治せるものは治したいと思っていますし、それは病院での治療もあるでしょうし在宅で積極的治療をすることもあります。あくまで選択肢を増やしたい、そういった思いから在宅血液診療にも対応する在宅医として2020年7月に在宅療養支援診療所HOME CARE CLINIC N-CONCEPTを立ち上げ、在宅輸血や在宅化学療法といった取り組みを始めました。N-CONCEPTのNは、New、Novel、Next(新しい、次世代の)という意味と私の名前のNaohiroのNの意味です。豊嶋教授はじめ北海道大学病院の先生方におかれましては北海道大学病院退職前に相談に乗っていただき、送り出していただき、今もつながりをもってくださっていることに本当に感謝しています。当初は開業したいなんていう思いはまったくなかったのですが、就職した在宅クリニックで医療と呼ぶにはあまりにも私の目指すものとは程遠い現場を見ました。もちろん熱い思いをもってレベルの高い在宅医療を提供されている先生方も札幌にはたくさんいます。ただ、そんなひどい医療(医療とも呼べないか…)がまかり通ってしまっているのも札幌の現状として事実です。それを見て、自分でやる・変える、という思いが生まれ開業に至った経緯があります。若いうちはがむしゃらな時期があってもいいのではと書きましたが、今が医者人生で一番がむしゃらかもしれません。まだまだ若輩者ですので引き続き皆様のご指導を賜りながら成長していきたいと思っております。当院には看護師、事務スタッフもおりますが、医師は私ひとりで24時間365日対応しており、そんな生活を始めて2年5か月が経ちます。まわりからはその働き方を不憫がられたりもしますが当の本人は苦痛は感じておらず夜中のコールでもなんでも人に頼られることにやりがいを感じています。そんな様子からスタッフからは「バケモノ」と呼ばれていましたが、最近は眠いとかすぐ言うので「ニンゲン」と呼ばれるようになってしまいました。「バケモノ」に返り咲けるようにがんばってまいります。


■ 私のON/OFF

 24時間営業でお送りしているので基本的にはずっとONです(笑)。とはいえ趣味がないわけではありません。ボルダリング(壁を登るやつです)、登山、スケートボード(スケボー)、DIY、JRタワーの展望台が好きですね。ちょっとした時間で、ひとりで、少ない道具で、パッとできるものを好む傾向があります。ボルダリングが一番長くやっていて力を注いできたもので、大会にも出ていました。クリニックのHPにある自分の経歴にちゃっかり大会成績も載せていますのでもしよろしければ覗いてみてください。最近はボルダリングをする時間もだいぶ減ってしまいましたが、登っていなくてもオブザベーション(壁を見てどう登るか考える作業)だけでも楽しく、街を歩いて建物を見ているだけでも、どう登ってやろうかと考えながら楽しめています。登山はもともとひとりでやっていたものの、最近はクマもこわいのでスタッフを巻き込んでみんなで早朝に登ってから業務についたりしています。今はコールが来たらすぐ下山し患者さんのもとへ駆け付けられるよう登る山は藻岩山(531m)の高さまでと自分の中で決めていますが、本当のOFFの時間ができたらもっと大きな山に登ってみたいです。愛読書は登山の先輩からいただいた「はじめてのさっぽろ山ガール」です。山ガールの紹介ではなく、札幌の山を紹介している本です。

  あまり私生活が見えないと度々言われますが、子どもが3人おります。長女は医者になりたいと言っています。決して私に憧れているわけではないようですが、医者っていい仕事だと思っていますしなんだか少しうれしい気持ちでいます。長男はマインクラフトが好きで建築士になりたいと言っており、私自身もDIYなどものづくりが好きなのですごく楽しみな目標です。どんなおもしろい建物をつくってくれますかね。次男は車が好きで消防「車」になりたいとのこと、きっと消防「車」になれるよ!って伝えています。目標は何でもいいのですが目標があるということ自体が素敵なことだと思いますし、応援していけたらと思っています。


■さいごに

 開業してから業務のこともあり、新型コロナウイルス流行のこともあり、なかなか皆さんにお会いする機会も減った日々となっていると感じています。好き勝手書かせていただきましたが、私のことを少し知っていただき今後もよい連携をさせていただけますとうれしく思います。今後とも皆様よろしくお願いいたします。


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『看護師目線から見たN-CONCEPTでの働き方。』

はじめまして、看護師の山口です。

先日、ある看護師さんから、

「N-CONCEPTの募集があることはたくさんの看護師が知っていて、魅力に感じている。だけど未知なんですよね。」

というようなお話を聞きました。

わたしはそのお話がずっと気になっていて、色々考えた末に思いついたのが

「実際に働いている看護師がその業務内容を話せば伝わるんじゃないかな?」

という単純な発想でした。

そんな出来事から初登場させて頂きました!

看護師の【職務内容】はざっくり言うと募集要項に記載されている物が全てです。

ここでは、わたしが看護師として実際に働いている中で行っていることを具体的にお伝えしてみようと思います。

もし、訪問診療の看護師の働き方が分からず一歩が踏み出せない、と悩んでいる方がいらっしゃる場合は是非ご参考にして頂けると幸いです!

■医師の診療補助

❶バイタルサイン測定、採血、薬剤投与、輸血、心電図、導尿、など看護師一人で行うことを考えると業務量は多いときもあります。

➡ただ、忙しい時ほどやり終えた時の達成感があります!それはものすごく!

❷いつも医師と二人で行動、こんなことって病棟ではありえないですよね?

➡これまで知っているようで知らなかった病気のこと、治療のこと等々、医師の考えてることを身近に知る事ができるのは、すごく勉強になります!

❸車の運転は正直、冬は結構大変です。。。

➡雪道運転の大変さを切実に伝え、手当を支給して頂きました!

■訪問看護

当院での訪問看護での役割としては、状態観察・採血・輸血・薬剤投与、といった医療行為が中心になります。

➡処置が好きな看護師さんにはぴったりだと思います!

➡いつもの診察では医師が中心となるため、この時間には自分のペースで患者さんやご家族とゆっくりお話しをすることができます。

■患者様・ご家族のサポート

日々の診療や訪問看護、お電話での対応など、患者さま・ご家族と接する機会は少なくはないと思います。

➡むしろ病棟よりもご家族と接する機会は多いかもしれない?!

➡グリーフケアとして、お亡くなりになった患者さまのご家族サポートを行っています。ここまで継続的に看護が行えることで診療でも見えてる景色が変わった気がします…!

■連携先とのコミュニケーション

連携する訪問看護ステーション、居宅介護支援事業所などに対して、訪問スケジュールの相談や患者さまのサポートに関する相談、福祉用具の調整依頼、その他様々な目的で連絡、調整をします。

➡まさに「多職種連携」であり、病院以上に多様な方と関わる機会をもつことができます!

■病院からの新患調整、入院・受診調整

医療内容が複雑な状況での訪問診療介入依頼の場合、看護師から病院へ直接確認することも多く、患者さまのスムーズな在宅移行に向けた支援を行います。

➡病院で働いてきた知識と在宅療養において必要となる知識を複合的に組み合わせるので、毎回同じ調整ではなく、日々新しいことを吸収することができます!

■診療スケジュール管理、物品管理

❶診療スケジュール管理:患者さまの様々な情報や条件を考慮し、日々のスケジュールを決め、状況に合わせ調整し、全体のスケジュールを管理します。

❷物品管理:全ての医材・一部の薬剤は看護師で管理、発注を行います。コスト管理などの意識も必要となってくるので卸業者と直接やり取りをします。

➡病院では経験することのない内容だと思いますが、ここに事務的な仕事が含まれてくるので、自分の席があって、そこに座ってお茶をしながら仕事ができるっていいですよね!

以上、看護師山口の働きでした。

ここに記載している内容を看護師チームで協働し、さらには医師・事務と相談、協力しながら日々の業務にあたっています。

大変そうだなー、と思うかもしれませんが、わたしはほぼノー残業です!

病棟で勤務していた頃には残業がないなんて考えられませんでしたが、その頃よりも濃密に効率的な働き方が出来ていると思います。

ご興味ある方、ぜひ一度ご連絡頂けると嬉しいです。

宜しくお願いします。


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札幌市で訪問診療・在宅医療を行うクリニック。

内科、血液内科、がん診療、緩和ケア。

「HOME CARE CLINIC N-CONCEPT」

URL: https://homecareclinic-nconcept.amebaownd.com/

Instagram @homecareclinic_nconcept

facebook @homecareclinic.nconcept

YouTube https://www.youtube.com/channel/UCi5GB_cFHvTJadyktYSSZRQ

〒003-0803 札幌市白石区菊水3条1丁目2-14-B402

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講演会のご案内です!

下記講演会にて、院長 宮下が特別講演を行います。

参加無料、事前登録不要のWeb講演となりますので、ご興味ある方、ぜひZoomからご参加ください✨

2022年11月25日(金) 18:30~

第16回 小樽病診連携カンファレンス


症例報告

「血液疾患の在宅看取り」

髙村内科医院 院長 髙村一郎 先生

特別講演

「家で輸血をするということ -札幌で少しだけ笑顔が増えたお話-」

HOME CARE CLINIC N-CONCEPT  院長 宮下直洋

ZoomミーティングID   833 1445 9935

パスコード   076853


皆様のご参加、お待ちしております!


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札幌市で訪問診療・在宅医療を行うクリニック。

内科、血液内科、がん診療、緩和ケア。

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【看護師 求人】

常勤看護師を募集します!

下記募集要項をご覧の上、お気軽にお問い合わせください✨

応募は履歴書の送付(郵送、メール)にてお願いします。

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【職種】

看護師


【雇用形態】 

常勤


【職務内容】

訪問診療・訪問看護 いずれにも携わるお仕事です。

■医師の診療補助(車の運転、バイタルチェック、採血、注射、物品準備 等)

■訪問看護(状態確認、バイタルチェック、採血、点滴、注射 等、医療的な処置が中心)

■患者様、ご家族のサポート

■連携先(訪問看護ステーション、ケアマネージャー、薬局 等)とのコミュニケーション

■病院からの新患調整、入院・受診調整

■診療スケジュール管理、物品管理

★業務の比率:医師の診療補助 50%、訪問看護 20%、コメディカルとの連携業務 20%、連携室業務 10%


【勤務時間】

■9:00-18:00

★看護師の平均残業時間 1時間/月


【オンコール】

■なし


【休日・休暇】

■土日祝

■有給休暇は勤務6か月後より10日間付与


【対象となる方】

■正看護師

■普通自動車免許 必須

■訪問診療経験は問いませんが、新しいこと取り組む意欲や向上心のある方を求めます。

■患者様、ご家族の人生を真剣に考えられる方

■自分の意見を押しつけず、患者様・ご家族のお話・思いをきちんと受け止めることのできる方

■チーム医療を大切にしてくださる方

■その他:コミュニケーション能力、普通自動車免許を持ちきちんと運転できる方

★血液内科病棟での勤務経験者優遇!!

★急性期病院でのがん診療経験者優遇!!

【給与】

■235,000円~27,5000円 昇給あり

■賞与:年2回 年間で2~4か月分付与

★患者様・クリニックへの貢献度を考慮しインセンティブとして変動します。

■その他:実績に応じて適宜臨時手当あり


【保険】

■雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金


【待遇】

■車通勤可(駐車場半額補助、通勤費給付)

■パソコン貸与

■制服貸与

■クリニックのおかし・飲み物はご自由にどうぞ

■髪型、髪色、ネイル、ピアス等 自由

★ご自身がモチベーション高く、自信をもって働ける身なりで働いてください。


【勤務開始時期】

即~応相談


【勤務を希望される方へ】

当院は在宅ターミナルケアを中心に、「すべての人に在宅医療という選択肢を」というコンセプトのもと診療にあたっています。その中で化学療法や輸血などを含め、その人が必要とするのであれば在宅で医療提供を行います。

血液疾患 40%、固形癌 40%、慢性疾患 20%といった患者構成で、2020年7月~2021年6月までの診療実績は下記の通りです。

定期訪問診療(=計画的に行う診療):1163回

往診(=臨時の対応):111回(うち夜間・深夜・休日 54回)

退院前カンファレンス:23回

自宅看取り:36名(造血器腫瘍 14名、固形癌19名、その他 3名)

入院看取り:16名(造血器腫瘍 3名、固形癌 8名、その他 5名)

輸血件数:170件(赤血球輸血 127件、血小板輸血 43件)

化学療法(抗がん剤治療):ビダーザ、ベネクレクスタ、エトポシド、ハイドレア、など

処置:胸腔穿刺、腹腔穿刺、CV挿入 など

医師の指示を受けるだけでなく、医師、看護師、事務、外部事業所と一緒に診療方針を相談しながら、患者様の人生を考えた看護にあたることを心がけています。また、在宅医療は非常に自由度の高い医療で、患者様おひとりおひとりの異なる人生に柔軟に対応することができます。チームでともに悩み、考え、成長していきましょう。


【選考方法】

■書類選考、面接

■選考場所:〒003-0803 札幌市白石区菊水3条1丁目2-14-B402

■最寄り駅:地下鉄東西線 菊水駅(1番出口より徒歩3分)

■応募書類:履歴書(写真貼付)、職務経歴書

■問い合わせ:nconcept.sapporo@gmail.com

■担当:事務 伊藤 / 院長 宮下

適切な意思決定支援に関する指針

1.基本方針   

人生の最終段階を迎えた患者・家族等と医師をはじめとする医療・ケアスタッフが、最善の医療・ケアを提供するため、患者・家族等に対し適切な説明と話し合いを行い、患者本人の意思決定を基本とした、医療・ケアを提供する。

2.『人生の最終段階』の定義  

(1)がん末期のように、予後が数日から長くとも2~3か月と予測できる場合  

(2)慢性疾患の急性増悪を繰り返し、予後不良に陥った場合  

(3)脳血管疾患の後遺症や老衰など数か月から余年にかけ死を迎える場合  

人生の最終段階かは、患者の状態を踏まえて、多職種にて判断する。

3.人生の最終段階における医療・ケアの在り方  

(1)医師等から適切な情報提供と説明がなされ、それに基づき多職種からなる医療・ケアチームが十分に情報共有し、本人の意思決定を基に医療・ケアを提供する。  

(2)本人の意思は変化しうることを踏まえ、本人自ら意思を示し伝えられるよう、本人との話し合いを繰り返し行うものとする。  

(3)本人が不安や疑問、思いを十分表現できない場合は、医療・ケアスタッフがアドボケート(権利庇護者、代弁者)となり、考えの表出を助ける。  

(4)医療・ケアの開始・不開始、医療・ケアの内容の変更、中止等は医療・ケアチームにより、医学的妥当性と適切性を基に慎重に判断する。  

(5)身体的な苦痛のみならず、家族等も含めた精神的・社会的な援助を総合的に行う。  

(6)生命を短縮させる意図をもつ積極的安楽死は、本指針の対象としない。

4.人生の最終段階における医療・ケアの方針の決定手続き  

(1)時期については、人生の最終段階であると医師・看護師および、本人・家族等が判断する。 看護師同席のもと、医師が本人・家族等に説明を行う。 

(2)方針の決定    

①本人の意思決定が確認できる場合    

本人・家族等と医療・ケアチームとの十分な話し合いを行い、本人の意思決定を基本    とした医療・ケアの方針を決める。このプロセスにおいて話し合った内容は、都度診療録に記録する。

②本人の意思が確認できない場合や判断能力がない場合    

家族等が本人の意思を推定し、その推定した意思を尊重し、医療・ケアチームで方針を決定する。家族等が本人の意思を推定できない場合は、本人にとって何が最善であるか、医療・ケアチームと家族等で繰り返し話し合う。家族等がいない場合および家族等が判断を医療・ケアチームに委ねる場合は、本人にとっての最善の方針を繰り返し話し合い決定する。このプロセスにおいて話し合った内容は、都度診療録に記録する。

③医療・ケアチームの構成

医師、看護師、看護補助者、リハビリスタッフ、栄養士、薬剤師、必要に応じて、ケアマネジャーなどの在宅支援者   

5.外部専門家への協力について  

(1)院内において、医療・ケアの方針が決定できない場合は、本人または家族等の同意を得たうえで、 外部の専門家(医療倫理の精通者や国が行う研修会の修了者など)をまじえ、方針等について検討する。  

 
HOME CARE CLINIC N-CONCEPT

こんばんは、院長 宮下です。

2022年7月24日(日) 14:00~15:40
表題の「地域に貢献する新しい血液内科の会」にて、コメンテーターを務めさせていただきます。

自治医科大学 教授の神田善伸先生がおつとめになられ、地域の血液内科医と病院の血液内科医との連携を一歩前に進める会となると思います。

皆様ぜひご視聴ください。

詳しくはお近くのノバルティスファーマ MRまでお問い合せください。

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札幌市で訪問診療・在宅医療を行うクリニック。

内科、血液内科、がん診療、緩和ケア。

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〒003-0803 札幌市白石区菊水3条1丁目2-14-B402

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こんにちは。

HOME CARE CLINIC N-CONCEPTよりお知らせです。

2022年6月9日(木) 午後~6月12日(日) まで学会参加のため院長 宮下が不在となります。

その間、看護師、当番医師にて対応いたします。

ご面倒をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

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